心やメンタルに障害を持つ人が急増している日本社会

心の病気と呼ばれることが多いですが、実際に作用しているのは脳内。
鬱やパニック障害など、一般的に心やメンタルに原因があるとされる疾患を診るのが精神内科の役割です。

心療内科は、そうした心やメンタルに起因する疾患が原因で身体に症状が出てきた時、それを診察し治療を行う役割を担っています。
このように、精神科と心療内科は明確に分けられてはいますが、一つの診療科のように標榜し診察したり治療を施している医療施設も少なくはありません。
両者とも密接に関わっているため、切っても切り離せない関係と言えるでしょう。

精神科医に関しては、年々それに携わる専門医の数が増えている傾向があります。
しかし、まだまだ不足しているのも事実。
心療内科の専門医に関しては、精神科医と比較して極端に数が少なく、こちらも徐々に増えてはきているものの、まだ十分な数が揃っているとは到底言えません。

この問題はとても深刻で、何よりも、心やメンタルに不安や障害を持つ人が急増している現状が日本社会にはあるのです。
専門医の数が増えても、それが追いつかない状態であると言えるでしょう。

インターネットの普及により今後さらに需要が増える『精神科と心療内科』

心の病気を患う人が増えれば、それによって身体に影響が出てきてしまう人の数も当然増えます。
高齢者が増えることで認知症患者も増加することは確実ですし、インターネットの普及により、さらにメンタルに問題を抱える人が増えていくとも考えられているため、精神科医などの専門医は今後さらに重要な役割を担うことになるでしょう。

こうした将来性や今後の需要の高まりを受けて、これらの診療科に転職を考える医師も増えてきています。
ある程度意欲があれば他のどの診療科からでも転職が可能なこともあり、また、患者さんと一緒に治療を行い症状を改善していく過程に興味や魅力を感じ転科する医師も多いようです。

これらの診療科で働く医師を求めている医療施設も多数存在。
精神内科などに需要や必要性を感じ標榜する病院が多々出てきていますし、求人情報を出しているクリニックも数多く存在しています。
あまり高給を提示している医療施設が多くはない点も求人事情として見逃すことができませんが、患者さんやその家族との寄り添い方や、患者さんそれぞれに適した治療法を見つけていく必要がある点などを考慮すると、相当なやりがいを感じられることだけは確かでしょう。
今後の需要も見越して早めに転科する医師もいます。
こうした転職事情を踏まえれば、早速検討してみる価値はあるのかもしれません。