やりがいと働きやすさが魅力の『皮膚科』

医師が診療科目を変更するために転職する時、幾つかのパターンがあります。
新たに興味が湧いた分野や科目へ移る、患者や社会のことを考え人手が不足しているところへ敢えて移る、自らの生活を第一に考え移る。
どのパターンも否定はできませんし、自分自身で判断しなければならないものでもあります。

皮膚科へと転科する人もいろいろと事情があるのでしょうが、おそらく1番目か3番目のパターンとなることが多いでしょう。

そもそも、この診療科は人気科目の一つであり、転科先として選択する医師も少なくありません。
事実、医師転職研究所のデータによると1994年と比較すると2000人以上も医師の数が増えています。
医師不足が叫ばれる診療科目もある中、皮膚科に限ってはそうした兆候は一切見られません。

この診療科は患者さんと直に接することができるため、やりがいを見出しやすいと感じる医師も多いようです。
症状が良くなる過程を自らの目で見ることもでき、そこに充実感を感じる医師も多いでしょう。

手術などをする必要もほとんどありません。
特別な症状や重症化してしまっている患者さんに対しては手術や高度な施術を行うケースもありますが、外科医のような技術やタフさというのは通常求められないのです。

さらに、働きやすさがあるという点も魅力の一つ。
皮膚科医の求人事情を見ると、週に4日から5日の勤務で、当直なしの求人も数多く見つけることができます。
朝から夕方までの勤務で務まることが多いのもこの診療科の特徴です。

カレンダー通りに休めるところも多く、オンコールもまずないことから、プライベートを充実させながら働くことができるでしょう。
こうした点から、特に女性の医師に人気の転職先となっています。
もちろん、女性医師に限って求人を出している医療施設はありません。
男性医師でも活躍することができるのです。

需要が高く求人の募集も絶えることが無いメリット

将来独立できる可能性が高く、また、患者さんの需要が高い点も人気の理由です。
開業医を目指すのであれば、まずはどこかの医療施設で皮膚科医として働き、そこで技術や知識を蓄えるという方法もあります。
特に、これまで専門外にいた医師であれば、こうした道を選択してもいいのではないでしょうか。

求人事情でもう一つ付け加えると、この診療科目の求人の募集そのものが絶えることはありません。

医師の数が増えている分野ではありますが、その分患者さんからのニーズも増えているため、美容系も含めれば十分選択に困らないほどの数は常に存在しているのです。